中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で60万人近いフォロワーを持つ、日本の情報を紹介するユーザーが20日、名古屋の「モーニング文化」について紹介するツイートを掲載した。ツイートは名古屋都市圏特有の文化である「モーニング」について、朝の時間に喫茶店でコーヒー1杯注文すると、ほかほかのトーストや卵などの「朝食」がついて来ると紹介。内容は店によりさまざまであるとし「名古屋に遊びに行くなら朝ごはんを買ってはいけない。喫茶店でコーヒーを頼めばいいのだ」と説明した。
このユーザーが付した画像では、現地の喫茶店や名古屋発祥の喫茶店チェーンで供される各種「モーニング」の内容が紹介されている。
このツイートを見た中国のネットユーザーからは「これは勉強になった」、「素晴らしい」、「本当にコーヒー1杯だけでついて来るの?」、「見るだけで嬉しくなる」、「絶対に行く」、「名古屋行きを今年の目標に」などといったコメントが寄せられた。また、「“工業都市ならでは”だって先生が言ってた」と解説するユーザーもいた。
一方、知らずに名古屋を訪れた人からは「前に名古屋の喫茶店で朝食にサンドイッチ頼んじゃったよ……」、「名古屋を離れてから知った……死ぬほど後悔」といった失敗談も見られた。
何か通じるものを感じたのだろうか、あるユーザーは「まるで祖国みたいだ」というコメントを残している。名古屋で「モーニング文化」に触れた中国人観光客は、少しのお金でお腹を満たしてもらおうとする人情的なものも感じ取るに違いない。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:123RF)