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中国人が豪州で「築100年の邸宅」を購入、取り壊しを申請 現地住民ら保護を求めるも「ガレキ」に=中国メディア

2015-10-23 14:57

 中国メディア・新華国際は22日、オーストラリアのメルボルンで築100年になる古い邸宅を中国人が購入して取り壊したことに、現地住民が激怒していると報じた。

 記事は、メルボルンの富裕層居住地域にあったこの邸宅について、1913年に建てられ、敷地面積は4257平方メートル、5つの寝室に3つのバスルーム、4つの駐車スペース、さらにはテニスコートやプールが備わっていたと紹介。2013年9月に中国人バイヤーが1850万豪ドル(約16億1600万円)で購入すると、現地の市議会に取り壊しの申請を出し、許可を得たと伝えた。

 そして、取り壊し申請が出されている間、現地住民がこの邸宅を保存すべくさまざまな努力をし、現地の市議会や文化遺産当局に対して遺産としての保護を要求したものの、結局「建築学上重要な意味を持たない」ことを理由に保護の対象にはならなかったとした。

 記事は、現場では黄色いショベルカーが邸宅を壊し、工員がガレキを拾っている様子が見られ、通りかかった市民が続々と車や足を止めて眺めるという「観光スポット」のような様相を呈していたと紹介。さらに、この邸宅の向かいにある壁には赤色のペンキで「セント・ジョージズ・ロード(邸宅があった通りの名前)に対するレイプ行為だ」とのメッセージが、怒りの表情のアイコンとともに書かれていたことを伝えた。

 また、この地域を管理する行政担当者が「当局が邸宅を保護できなかったことにとても失望している」と語り、市民の代表者も「法的に言えば、取り壊す権利はある。しかし、99.9%の住民はそれを見ることを望んではいなかった」と話す一方、ある市民からは「家を取り壊すかどうかは持ち主に権利がある。ここはもともと荒野だったし、取り壊されてまた新しい家が建つのは歴史の繰り返しに過ぎない」とクールな反応も見られたことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)/123RF.COM。記事の内容とは関係ありません)
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