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便器爆発、女性が負傷  中国・赤壁市のカラオケ店

2015-12-17 16:03

 中国湖北省・赤壁市内のカラオケ店のトイレで3日、便器が爆発して女性が負傷していたことが分かった。湖北省のメディア「荊楚網」が15日付で報じた。原因は今のところ不明。

 洋式の便器が後ろ側のタンクごと、据えつけてあった壁から2メートルほどの位置に転がった。トイレ床には陶器の破片が散乱した。水道管が抜けたため、壁側に残った水道管から水が噴出した。女性によると、腰を下ろした途端、便器ごと吹き飛ばされたという。

 女性は重傷を負い、病院で手術を受けた。現在は「命には別状ない」と言える状態になり、回復しつつあるという。

 店側は「爆発ではない。女性がハイヒールを穿いたまま、便器の上にしゃがんだことで発生した事故」と主張した。負傷した女性は店側の言い分を否定して「あれは爆発です」と述べた。

 中国では、洋式トイレに腰をかけず、上にしゃがむ人が現在でも多いとされる(解説参照)。しかし、仮に便器の上にしゃがんだとしても、人を便器ごと吹き飛ばすだけのエネルギーが発生するとは考えにくい。

 さらに店側は女性に治療費など賠償で合意した。客側の落ち度と認識しているならば不自然だ。女性側は事故について「もう話したくはない」と説明を拒否した。

 中国では温水洗浄機能付きの便器が爆発したことがあるが、報道された写真を見るかぎり、カラオケ店で爆発したとされる便器は洗浄機能のないタイプだ。中国では排出口から進入したメタンでトイレが爆発したことがある。

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◆解説◆
 洋式便所を上にしゃがんで使う中国人がいるのは「衛生についての自衛心」が強いためだ。「万一、病気に感染したら、損をするのは自分」との意識が徹底しているとも言える。同様の理由で、ホテルのバスタブを使いたがらない人も多い。

 編者が知人の中国人に尋ねたところ「中国国内の清掃のいいかげんさを信じていない」だけではないという。その中国人はかつて、国費留学生としてフランスに滞在した経験がある。寮に入る手続きに食い違いがあり、1週間ほど現地のホテルに滞在した。その際、最初の1、2日はバスタブを使わなかった。その後、ある程度長く滞在せねばならないことが判明した時点で、洗剤を購入して自分で清掃してから、毎日の「バスタイム」を楽しんだという。

 同中国人は日本にも長期滞在をしたことがあり、「日本では清掃がしっかりしていると思う。でも私は、日本人は衛生面について油断しすぎているように思う」と述べた。(編集担当:如月隼人)(写真は荊楚網の15日付報道の画面キャプチャー)
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