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愛国主義と民族主義を混同するな! 日韓のドラマを楽しんでも良いじゃないか=中国

2017-04-21 14:12

 中国では「愛国」という言葉を見聞きする機会が非常に多い。中国では愛国主義とは「個人または集団の、祖国を積極的に支持する態度」であり、また、「個人が抱くべき公民道徳の1つとして、歴史的に形成された自分の祖国を熱愛する思想と感情」と定義できるだろう。

 この愛国主義の定義が捻じ曲げられて解釈されている感もある中国だが、愛国心を持つ中国人が多いのは事実だ。だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国人は誰もが口々に愛国を叫んでいる」と伝える一方で、「それでも日本や韓国のテレビドラマを好む中国人が多いのはなぜか」と疑問を投げかける記事を掲載し、中国人ネットユーザーたちが議論を交わしている。

 この記事が投げかけた疑問からすでに、中国では愛国主義の意味が捻じ曲がられて理解されていることがわかる。中国人が日本や韓国のドラマを見ることが「愛国心がない」と見なされる可能性があるということであり、その愛国主義はあまりにも偏狭すぎると言えるだろう。

 こうした偏狭すぎる愛国主義に異を唱える意見は多く、ある中国人ネットユーザーは「愛国主義と民族主義を混同すべきではない」と指摘している。愛国主義とは自分の祖国と祖国人民に対する愛であり、民族主義とは他国、他国の人民、他国に属するすべてのものに対する憎しみと軽蔑であると説明し、「日本や韓国のテレビドラマを好む人を非難するのは民族主義である」と指摘した。

 さらに真の愛国とは祖国の長所を誇りにし、また短所については心を開いて他国から学び、祖国をさらに良い国家にすることだと説明、従って日本や韓国のドラマを憎み、視聴しないように強要することは、愛国とは何の関係もないと論じた。

 また最も多くの支持を集めた意見は、提起された問題そのものに問題があるとし、愛国を叫んでいるのは「憤青」と呼ばれる強い反日・反韓感情をもつネットユーザーであり、そもそも彼らは日本や韓国のテレビドラマを見たいとは思っていないと指摘。日韓のテレビドラマを楽しんでいるのは反日・反韓感情を持たない多くの中国市民であると論じた。

 愛国主義と民族主義の違いについて指摘したネットユーザーのコメントは実に論理的だ。だが、中国では愛国無罪となることが多いように、愛国という行為を「排他的」かつ「民族主義的」なものと勘違いしている中国人は少なからず存在する。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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