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万里の長城にすら登れない! 中国の子どもの体力低下が深刻な状況に=中国メディア

2017-05-20 10:12

 先日、中国で国歌の替え歌作成などを罰する「国歌法」の制定に向けた動きが出ていることが伝えられた。中国の国歌「義勇軍進行曲」は日中戦争期に作られた「抗日ソング」で、歌詞も「団結して敵の砲火をかいくぐって進め」という内容だ。その一節に「中華民族は最も危険な時を迎えた」とあるが、今の中国社会は新たな「危機」に直面しているようだ。

 それは、都市部を中心とした、児童の著しい体力低下だ。中国メディア・今日頭条は17日、「中国の児童が万里の長城に登れない」とする記事を掲載した。記事は、以前開かれた「世界の子どもが万里の長城を登る」イベントが行われたさい、外国の子どもたちはおおむね登りきったにもかかわらず、中国の児童は体力不足により途中で引き返したと紹介している。

 万里の長城は中国を代表する歴史的建造物であり、「長城に到らぬ者は好漢にあらず」という言葉もある。その長城に自国の児童が登れないというのは、中国社会にとっては非常に由々しき事態と言えるだろう。

 記事はまた、北京市内にある小学校のサッカーチームがロシアのチームと親善試合を行ったところ、10点以上の失点したうえで惨敗したと紹介。「点数もさることながら、最も心が痛むのは北京の子どもたちが20分も走るとへとへとになってしまったことだ。児童の体力は確かに憂慮すべきレベルにある」と伝えた。

 そのうえで、「日本の子どもは一般的に週5-6回は体を動かしているが、わが国の子どもはその機会が少ない」とし、体力の低下は免疫力の低下も誘発し、病気にかかりやすくなると指摘。小さい頃から栄養や睡眠を良く取り、十分に運動させるなどして子どもに体力や免疫力を付けさせる必要性を訴えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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