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高速鉄道の「逆転中国受注」が決まったとき、インドネシアの国民は何を思ったのか=中国報道

2017-09-06 07:12

 日本と中国が受注を争ったインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画。日本の受注が確実視されていたが、結局は「インドネシア政府の財政支出や債務保証を求めない」ことを提案した中国が受注したことは記憶に新しい。

 しかし中国の提案では高速鉄道は2019年5月に開業するとしていたが、工事着工そのものが遅れたうえ、土地の収容も順調に進んでいないという指摘もあり、開業が遅れるのは避けられない状況とみられている。

 日本が受注していれば問題なく計画は進んでいたと考えられるが、一転して中国が受注したことに対し、インドネシアの人びとは当時、どのような反応を示したのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、「中国がジャワ島の高速鉄道を受注することが決まった時における、インドネシアのネットユーザーの反応」を紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介しているインドネシアのネットユーザーの反応は極めて「率直」な感想が多い。たとえば「インドネシアは日本の安全で優れた新幹線を採用するべきだったが、中国の要求に逆らえなかった」、「日本の受注が有望視されていた時は、『インドネシアもついに高速鉄道が走る国』になると期待していたのに、不安でしようがない」といった声だ。

 また、「インドネシアが中国高速鉄道を採用したからと言って、中国高速鉄道が優れているというわけではない。インドネシア政府はコストを優先し、質を捨てたのだ」、「使い捨ての中国製品を購入するのとは訳が違うはずだ。高速鉄道で事故が起きれば非常に多くの人命が失われるだろう。一方の国は安全と人命を重視しているが、もう一方の国は人命を重視している国ではない」といったコメントも紹介している。

 逆に、中国が「日本有利」のところをひっくり返したことについては高く評価し、「日本の衰退と中国の勃興を印象付けるものだった」といった声もあったようだが、中国受注を素直に喜ぶコメントはあまり紹介されておらず、インドネシアでは「不安を吐露」するネットユーザーが多かったことを伝えている。現在の同計画の進捗ぶりを見ていると、ネットユーザーたちの不安は解消されるどころか、さらに不安が募る状況となっていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)indonesiaimages/123RF)
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