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日本人が撮影した抗日ドラマ「中国の監督が見たら赤面するだろう」=中国メディア

2018-03-14 08:12

 中国のテレビで毎日のように放送されている抗日ドラマ。なかには荒唐無稽な場面もあって、中国人ですらあきれてしまう内容のものもあるが、それでも根強い人気を誇っているジャンルだ。では、日本人の撮った日中戦争をテーマにしたドラマは、中国人の目にどう映るのだろうか。

 中国メディアの一点資訊は10日、「日本人が撮影した抗日ドラマは中国の監督を恥ずかしくさせる」と題して、TBSテレビが2015年に放送した「レッドクロス ~女たちの赤紙~」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、このドラマのあらすじについて説明。赤十字の若い日本人女性たちが看護師として中国の東北地区(旧満州国)に来て、日本陸軍の従軍看護師から中国の人民解放軍の従軍看護師となる話で、その間に感動的な家族愛やヒューマニズム、そして、戦争の残酷さと悲惨さを描いていると紹介した。日本人が撮影する「抗日ドラマ」が一体どんなものになるのか、この中国人筆者も非常に注目していたようだが、「完璧な作品を作り上げ、多くの人が戦争の定義を新たにした」と評価している。

 記事は主役の「天野希代」が召集状を受け取った際、祖父から「日本人も中国人もみんな人間だ」と言われたという場面を紹介。天野希代はこの「正義感に満ちた」言葉を守っていくと伝えた。そして敗戦後、人民解放軍を前にして自殺も覚悟していた看護師たちが、人民解放軍から「我々の戦争は暴力ではなく理念による。我々は共産党であり中国開放のために戦っている」と言われ、乱暴な扱いをされなかったと紹介。このため看護師たちは、「病気やけがの人を治すのに赤も黒も関係ない」との理由で、人民解放軍に加わって医術を伝え、同時に共産主義理念や毛沢東思想を学ぶストーリーを伝えた。

 それで記事は、このドラマが「戦火の中では普通の日本人がいかに無力で、戦争がどれだけ残酷であるかを強調している」と分析。赤十字というテーマも絶妙で、「巧みに戦争責任の話題を避けて戦争の正義性については論じず、赤十字会がいかに博愛の精神で人道主義的な援助をしたかに注目している」と称賛した。

 このような内容は、中国の抗日ドラマではまず見られないものであり、日本のドラマのレベルの高さをよく示していると言えるだろう。中国も「日本が悪者で共産党が正義」という一辺倒ではなく、様々な角度から戦争ドラマを撮るようになることを願いたいが、これは無理な願いなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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