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処方薬のはずが・・・日本の気管支拡張テープ薬、中国で「神がかりの万能咳止め薬」として拡散中 

2019-01-13 05:12

 中国人観光客の増加、そして、中国での電子商取引の爆発的な発展に伴い、日本の医薬品を購入する中国人が急激に増えた。ネット上ではしばしば「神薬」として特定の製品がもてはやされてきたが、今もなお似たような現象が散見されるようだ。中国メディア・楚天都市報は11日、「日本の『ハイテク咳止め薬』が中国で人気を集めている」とする記事を掲載した。

 記事は「近ごろ、咳が止まるうえ安全無害な『ハイテク咳止めパッチ』が小さい子どもを持つ母親たちの間で人気を集めていて、実際に使った多くの人から『薬を飲んだり注射を打ったりしなくても咳が止まる』との声が寄せられている」と紹介した。

 そして、3歳になる娘がこの2、3カ月咳をし続けているという湖北省武漢市に住む女性が、SNS上で「風邪や気管支炎など大多数の咳を止め、安全かつ副作用がない」と書かれた「日本のハイテク咳止めパッチ」の情報を見つけたとした。そこでネットでさらに情報を調べてみると、多くの人が購入しており、「薬を飲むより効く」といった感想が見られたとのことだ。

 そこで、女性は先日武漢市内にある小児科医院で娘を診てもらった際に、ネット上で評判になっている「日本のハイテク咳止めパッチ」が本当に「神がかり的な効果」を持っているのか尋ねたという。すると、病院の薬品責任者は「気管支拡張テープで、日本の処方薬である。気管支を広げて呼吸困難を和らげるが、気管支の収縮を伴う激しい咳がなければ通常は処方しないもの。風邪などの痰が絡んだ咳にはあまり効果がない」と説明した。

 さらに、パッチタイプの薬で安全な印象を与えるが、内服薬と同様に副作用もあり、動悸や皮膚の炎症、吐き気などを催す可能性があるとし、あくまで医師の処方があって用いる薬であり、咳が出たからと言って何も考えずに張るべきものではないと専門家は指摘したとのことである。

 気管支拡張テープは記事が紹介しているように、日本のドラッグストアなどで市販されている薬ではなく、医師の診断と処方があって初めて手に入るべき処方薬である。日本でも医療関係者が「咳止めテープ」と誤解しないよう呼びかけるケースが見られるが、中国で万能の咳止め薬として口コミが広がっていることに驚きと危険性を禁じ得ない。そして、何より問題性があるのは、日本の処方薬が簡単に中国のネット上で買えてしまうという状況ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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