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中国と韓国が大気汚染の原因をめぐって「互いに口げんか」=中国メディア

2019-01-23 22:12

 冬になると中国の東北部は深刻な大気汚染が発生する日が増える。中国では「暖気(ノワンチー)」と呼ばれる集中暖房システムが導入されており、旧式の石炭ボイラーを用いた暖房システムが大気汚染の大きな原因となっている。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国と韓国の専門家たちが「互いに大気汚染の原因について言いがかりをつけあっている」と主張する記事を掲載した。

 記事は韓国の専門家がこのほど、「韓国国内で見られる大気中の汚染物質は少なからず中国で発生し、韓国に流れて来たものだ」と発言したことから、韓国と中国の間で大気汚染をめぐって「口げんかが続いている」と指摘。それに対して中国の生態環境部は2018年末、「ソウルの大気中の汚染物質は、主に韓国国内から排出されたものが原因だ」と表明し、中国のものではないと主張した。

 しかし今回、韓国の専門家は別の統計に基づいて、「韓国国内で観測される大気中の汚染物質の30-50%は中国大陸から来たもので、60-80%に達する時もある」と主張した。韓国が明らかにした2018年の黄海上空の大気データによると、1立方メートルあたり30-40マイクログラムの微小粒子状物質が中国大陸の方から流れて来ているように見て取れる。

 ソウル市内では13日、大気中のPM2.5の数値が悪化し、マスク着用や不急不要の外出を避けるよう呼びかけられた。また、非常低減措置が発令され、工事現場の作業時間短縮などが実施されている。日本ではまだここまでの事態に陥ってはいないが、深刻な大気汚染に直面して悩まされているのは中国も韓国も同じであり、解決策を切実に必要としている。ソウル大学の教授は「中韓を含む東北アジア地域の大気と呼吸する空気に関しては、いわば共同体であり、皆が協同してこそ大気汚染の改善が図られる」と述べているが、この意見は的を得ていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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