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まったく解せない! 新幹線はなぜ営業速度「世界一」を我が高速鉄道から奪おうとしないのか=中国

2019-04-08 16:12

 中国高速鉄道の営業距離は世界一であり、一部路線では世界最速となる時速350キロメートルでの営業運転を行っている。こうした「世界一」を理由に、中国国内では「中国高速鉄道こそ世界で最も優れた高速鉄道システムである」という声が存在するが、こうした声は中国人が「世界一」というものに執着する心理を表していると言えるだろう。

 新幹線は1964年10月に世界初の高速鉄道として開業した経緯を持つが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「新幹線はなぜ中国高速鉄道から世界一を奪い取ろうとしないのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。中国高速鉄道にとってのライバルである新幹線が営業速度で世界一の座を奪還しようとしないのが不思議なのだという。

 記事は、新幹線は日本全土を網羅し、世界で最も速い営業速度で運行が行われている高速鉄道システムの1つだと指摘する一方、後発の中国高速鉄道が営業運転としては世界最速の座を獲得しているのに「なぜ新幹線はその座を奪おうとしないのか」と問いかけた。

 この疑問に対して複数の理由を「推測」し、まず1つ目の「技術力が足りないからではないか」と主張した。しかし、新幹線は一部路線の営業運転では最高時速が320キロに達しているほか、試験走行では時速440キロ以上を記録しており、新幹線を中国高速鉄道以上の速度で走行させるだけの技術力は間違いなく存在する。それゆえ、「技術力が足りないから」という推測は誤りだ。

 次に、日本は国土が小さいため、それほど高速で運行する必要がないのではないかと推測。都市と都市の間隔が中国に比べて狭い日本では現在の速度でも十分な利便性を提供できていて、速度を上げることによるコスト増と運賃増が求められていないのではないかと主張した。さらに、日本は地震が多発するため、あまりに高速だと危険性も高まってしまうのではないかと主張。こうした要因から新幹線は「中国高速鉄道から速度世界一を奪い取ろうとしない」のではないかと考察している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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