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日本の都会で見られる「市民農園」が持つ、大きな意味=中国メディア

2019-06-18 16:12

 中国メディア・北京日報は17日、自然を愛し自然を守り自然と共存する「生態文明」は現代における新たな道徳観であり、日本の都市で行われている生態を守る市民の意識向上の取り組みを紹介する記事を掲載した。

 記事は「生態文明社会が提唱する生態道徳は、まったくの新しい道徳観、道徳モデルだ」としたうえで、エコロジーが声高に叫ばれている現代において、「生態道徳」のレベルの高さがその国や民族の文明レベルを示す重要な指標になるとともに、個人の総合的なモラル、人間性を測る大事な尺度になっていると伝えた。

 ビルの立ち並び、道路を無数の自動車が行きかう都会において自然を守ることの大切さを市民に理解してもらうというのは、なかなか難しいものだ。記事はこの点について、日本では都市に多くの市民農園を設けることにより、都会で暮らす人びとが自然に触れる機会を増やす取り組みを進めていると紹介。「自然に触れてこそ理解があり、理解があってこそ愛が生まれ、愛することで感情が生まれ、自然や生態系が持つ法則や決まりごとを認識し、把握することができるのだ」と評している。

 記事はまた、これからの「健全な発展」とは、どんなプロジェクト進めるうえでもまず生態文明を前提として進められなければならないとした。さらに、生態を守ることに根差した「生態道徳」を社会に広めていくことは実に複雑なプロジェクトであるとともに、人びとの心に深く浸透して、社会のメンバーである市民1人1人が自覚的に行動するようになる必要があると説明。そのためには宣伝や教育の深さ、広さとともに、長い期間にわたる努力と継続が求められるとし、「言葉で分かっていたとしても、本当にみんなが自覚的に『生態道徳』を実践できるようになるにはまだまだ時間が必要なのだ」と論じた。

 市民農園のように土を耕して栽培する場所がなくても、小さな植木鉢に種を撒いて植物を育ててみることでも自然のありがたさ、大切さを感じることはできる。「生態道徳」を広めるには、まず身の回りの小さなところから始めるのが良さそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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