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中国人企業家が「謙虚」になって日本を視察に訪れる理由とは=中国メディア

2019-07-12 22:12

 年々増えている訪日中国人だが、最近では日本を視察に訪れる中国人企業家が多いという。中国メディアの今日頭条は10日、日本の経営から学ぼうという中国人が増えていることで、「中国人が謙虚になった」と日本人から見られているとする記事を掲載した。

 記事はまず、なぜ多くの中国人が日本企業から学ぼうとしているかを紹介。豊かになった中国では顧客が付加価値を求めるようになったため、危機意識の高い企業家は質の高いサービスで知られる日本企業から学ぶようになったのだという。最も興味を持たれているのは、中国人にはできないことを「日本人はなぜできるのか」ということだそうだ。

 記事の中国人筆者は、日本と中国の企業では「ビジネス思考が根本から違う」と分析。中国では「投資は大胆に、回収は短期で」をモットーにする企業が多く、とにかく早く儲けることを考えるが、日本では「こつこつ積み重ねて長い目で価値あるものを作る」考え方があると指摘した。それぞれに長所と短所があるものの、中国では経済成長で多くの企業が淘汰されたため、「長寿企業が多い日本」が見直されてきたという。

 また記事は、成功している日本企業は「1つの分野を極める」ことを大切にしていると分析。技術面での蓄積が後の発展につながるが、「儲かりそうなものに投資する」だけの経営モデルでは長続きしないと論じた。その最たる例として記事は「シェア自転車」をあげた。日本企業のように長期的な視点がなかったために、良かったのは最初だけで多くが倒産し、今では典型的な「失敗例」になっているという。

 日本に視察に来て学ぼうという中国の企業家は、「危機意識」が高いと言えるだろう。筆者は、「井の中の蛙大海を知らず」を、「経済成長する中で中国人は忘れていたようだ」と反省し、こうした企業家の意識の高さをたたえている。

 中国人の国民感情からすると、日本から学ぶというのは抵抗がありそうだが、企業の視察となるとそうでもないようだ。記事へのコメントにも、「日本から学ぶことは多い」、「世界の優れている部分から学ぶのは良いことだ」など、肯定的な意見が多かった。また、愛国心という点からも、「中国人が進んで学ぶようになれば、世界の誰も中国の発展を妨げられない」という前向きな意見もあり、近年の中国人はプライドよりも発展を重んじる傾向に変化してきているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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