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中国人には理解できない! 「なぜ日本人は愛国を語らないのか」=中国メディア

2019-08-14 11:12

 最近、韓国では日本製品ボイコットが盛り上がりを見せているが、中国ではこれを「愛国心の表れ」と理解する人が少なくない。しかし、日本で他国の製品をボイコットすることはほとんど見られない。中国メディアの今日頭条は12日、「なぜ日本人は愛国を語らないのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人は、親や田舎、学校などを愛しているというが、「国」に対する愛を語ることはあまりなく、中国人からすると不思議な現象だと紹介。中国では、愛国教育に力を入れており、特に習近平体制になってからより重視されるようになっている。しかし、実際のところ中国だけでなく、世界の多くの国が愛国を道徳教育の一環としており、「日本だけが変わった国」だと指摘した。

 記事はその理由には3つ考えられると指摘している。その1つが「多元化した価値観と思想の蔓延」。記事は、学者などの知識層が戦時中に侵略戦争を否定し、「非国民」と呼ばれた過去があることや、軍国主義の政府から騙されたという意識があるため、戦後は愛国に否定的であることが関係していると分析。知識層の影響力は大きいのだとしている。

 2つ目は、「日本は戦争について正式な反省をしておらず、なぜ戦争で失敗したかを考えても、戦争が悪かったとは考えていないこと」。過ちを認めない頑なな性格で、このために大戦前の価値観や文化、精神に対する疑念が生まれており、このような状況で愛国を国民に求めるのは難しいだろうとしている。

 最後には、「米国占領下で日本という概念を薄めさせ、熱狂的な民族感情を取り除いたため」と分析した。中国では、教科書にも愛国に関する記述が繰り返し出てくるため、子どもの口から愛国や反日のスローガンが出てくるのは日常の光景だ。しかし、寄せられたコメントを見ると中国人自身も中国の愛国教育には疑問を抱いているようだ。

 多くの中国人ネットユーザーは、記事に対して「口先だけの愛国教育に意味があるのか」と疑問を投げかけている。ある人は、中国人にとって愛国とは「ファーウェイ製品を買うこと」で、「子どものころから愛国教育を受けているが、ぼんやりした感覚」で実は何が愛国か分かっていないという人もいた。むしろ、「口に出さないだけで日本人も愛国心を抱いているのではないか」と主張する人もいた。スローガンを刷り込めば愛国者になるかというと、そうとも限らないといえそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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