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今の日本がこれほど清潔なのは「ごみとの格闘」があったからだ=中国メディア

2019-09-12 12:12

 日本はきれいな国だといわれるが、最初から今のようにきれいだったわけではない。中国では「日本人のDNAは中国人と違うから」だと言う人もいるが、数十年前はポイ捨てされたごみやタバコの吸殻が落ちていたりと、今の中国と大きな違いはなかったと言えるだろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本が今きれいなのは「ごみと数十年の格闘」があったからだと題する記事を掲載した。

 記事はまず、現在の日本と中国とでは衛生面で大きな格差があると紹介。中国では常に清掃員がいて、ごみ箱も街中にたくさんあるが、「清掃員が掃除したそばから、ごみをポイ捨てしたり吸い殻を捨てたりしてしまう」ほど、民度が高くないと指摘した。しかし、改善しようという意識さえあれば、中国にも希望はあると主張し、なぜなら日本も昔は今の中国のようだったからだと論じた。

 記事は、日本でごみ問題が意識されるようになったのは「江戸時代」と、かなり早い時期だったと紹介。それでも経済成長期の1960ー70年代には川や側溝にごみが浮いていて、「今の中国のよう」だったものの、東京五輪や東京都知事の「ごみ戦争宣言」などが国民に環境を意識させるきっかけになったと伝えた。

 東京の「ごみ戦争」は、ごみは区ごとに処理するという考え方で落ち着き、「自分の家のまわりは自分できれいにする」習慣が定着したと紹介している。そのため、日本には道路の清掃員がいないのだと分析している。中国では清掃員がいてもごみ箱にごみを捨てずにポイ捨てしてしまうが、それは清掃員がいるから捨てても構わないという考えがあるためだろう。それどころか、道路がきれいになってしまったら、清掃員が職を失うので汚したほうが良いと主張する人までいるほどだ。やはり、国民の意識の問題と言えるだろう。

 記事は、今の日本はごみ捨てに厳しい国になっており、サッカーの試合の後に泣きながらごみを拾うほどになったと感心している。日本人がきれい好きなのも、DNAの違いというよりも、数十年かけて「戦ってきた」結果と言えそうだ。そして、中国も日本のようになれる可能性があるともいえるが、まずは人々の意識を改善することが必要であるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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