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中国人から見た日本の「教育の魅力」、我が国の教育とは「全然違う」=中国メディア

2020-01-15 12:12

 2018年6月の時点で、日本の中長期在留者数と特別永住者数を合わせた在留外国人数は263万人あまりで過去最高となった。前年末と比べると7万5000人も増加したことになる。移住者の目的の1つは「教育」だが、日本の教育のどこに魅力があるのだろうか。中国メディアの今日頭条は10日、「日本の教育は世界をどれだけリードしているのか」と題する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は、日本人のノーベル賞受賞者が非常に多いことに注目し「日本は不思議な国だ」と紹介。特に2000年以降にノーベル賞受賞者が急増したことは、日本の教育と大きな関係があると分析した。では、日本の教育はどこが違うのだろうか。

 記事は、日本の教育の特徴について「総合的な能力を養うことを目指している」と指摘。中国では、幼稚園からテストと宿題漬けだが、日本では「社会や自然に多く接する」ことでまずは学ぶ意欲を持たせ、小学校低学年まではテストらしいテストがないと比較した。また、日本の学校は部活にも力を入れていて、野球など高校生の全国試合は国民の関心事となっているが、中国では国民の関心事は「大学受験」だと違いを強調した。

 日本ではさらに、子どもたちを評価するのに「成績で知識や能力のランク付けをする」考えがないとも指摘。むしろ、子どものうちは人間関係や礼儀作法を身に付けさせ、より多く動物や自然と接する機会を与えることで人格形成に努めていると称賛している。

 中国では競争社会なので、「日本式」教育では遅れてしまうという反論が聞こえてきそうだが、日本はこの教育方法で成果を出していると記事は指摘。日本の高等教育はアジアでも屈指の優秀さで、アジアで優秀な大学の多くは日本にあるという。実際、中国人が注目しているノーベル賞受賞の数を見ても「日本式」教育の結果は出ていると言えるだろう。

 詰め込み式教育の弊害については中国でも以前から問題となっており議論されているが、なかなか改善されていないのが現状であり、中国の子どもたちはテスト漬けで非常なストレスにさらされている。だからこそ、学ぶ意欲を起こさせ、人格形成を重視する「日本式」の教育は、移住してくる多くの中国人に評価されているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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