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そういうことだったのか! 日本で「電線と電柱」が今なお残る理由=中国

2020-10-18 07:12

 急激な勢いで経済成長を遂げた中国では都市化のスピードが非常に速く、いたるところで公共工事が盛んに行われている。もはや都市部の発展ぶりは先進国と遜色ないほどで、高層ビルや高層マンションの多さというハード面だけを見れば、先進国以上だと言えるだろう。

 中国より経済が成熟している日本だが、都市部であっても今なお電柱が建ち並び、電線が張り巡らされている様子が見られることに多くの中国人は驚くようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本は先進国であるはずなのに、なぜいまだに電線が張り巡らされているのか」と問いかける記事を掲載した。

 中国では国や都市の裕福さや発展ぶりについて、「ハード面」だけで判断しようとする人が少なくない。それだけに日本は先進国でありながら、今でも「電柱」と「電線」が今も見られることに驚く中国人は多いのだが、記事はまず、国土交通省のデータを引用し、諸外国では電柱を地中に埋設し、地上から電線をなくす「無電柱化」が進んでいて、ロンドンやパリ、香港、シンガポールなどでは「無電柱化率」が100%となっていると紹介する一方、日本は先進国であるにもかかわらず「無電柱化」が全く進んでいないのは「事実なのだ」と指摘した。

 一方、日本で無電柱化が進まない理由もあるとし、それは日本の「自然災害の多さ」が関係しているとし、「地震や台風などの自然災害で断線が発生した場合、電線が地中に埋設してあると復旧に時間が掛かってしまう」ことや、日本では個人が所有している土地も多く、「中国のように政府の都合で強制的に使用することはできない」ことも無電柱化が進まない要因だと論じた。

 中国でも街の景観を整備するための公共工事が行なわれているが、人の目に付かない路地などでは今でも電線が無造作に張り巡らされている様子は珍しくなく、こうした点から中国人の「メンツ」や「見た目」を重視する傾向を垣間見ることができる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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