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日本の「はやぶさ2」と中国の月探査ではどちらの難度が上か=中国メディア

2020-12-04 11:12

 小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルは12月6日にオーストラリアの砂漠地帯に帰還予定となっており、回収作業に向けた準備が進められているという。中国メディアの快資訊は11月30日、はやぶさ2のプロジェクトと中国の月探査プロジェクトを比較する記事を掲載した。「はやぶさ2と嫦娥5号とでは、どちらのプロジェクトのほうが難しいのか」を分析している。

 中国は11月24日、月探査機「嫦娥5号」の打ち上げに成功した。これまでとは異なる月の石を手に入れるのが目的だという。2003年から始まった嫦娥計画は、3つの段階を踏んでいる。最初は月の周りを回ること、次いで月面着陸、そして今回は月の石を回収することだ。記事は、はやぶさの偉業を認めつつも、「技術面では嫦娥も決して負けてはいない」と主張している。

 その理由の1つは「機体が大型だから」。はやぶさ2の重量が600キロ程度なのに対し、嫦娥5号の機体は8トンを超えており、そのぶん難易度は上がるという。また「重力」にも違いがあり、はやぶさ2がサンプルを回収した小惑星りゅうぐうはわずか1キロ弱の大きさで重力はほぼ無視して良いが、地球の6分の1の重力を持つ月へ探査機を飛ばし、サンプルを回収するのはずっと難しいと主張した。

 さらに「サンプルの回収方法」も違うと指摘。はやぶさ2の本体は地球に戻らず、地球の近くに来た時にサンプルを地球へ向けて放出するが、嫦娥5号は本体を地球に帰還させるため難易度が高いと主張している。

 記事では、月探査は複雑なプロジェクトだが小惑星の探査は比較的容易であるため、日本の宇宙開発レベルを考えると、小惑星探査は妥当な選択だと上から目線で記事を結んだ。はやぶさ2と嫦娥5号を比べて張り合っているようにも見えるが、それだけ世界の注目がはやぶさ2に集まっているのを感じているということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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