記事はまず、収穫期になると中国全土でクボタの収穫機が大活躍しているとし、クボタは知名度も高く、中国の農家にとって憧れでもあることを紹介。価格はかなり高いものの、品質の高さは折り紙付きであることから大人気だと伝えた。
なぜ中国ではこれほどクボタの収穫機が人気なのだろか。記事は何と言っても「品質の良さ」が人気の秘訣だと分析。故障が少ないので、短い収穫の時期に修理に出して1年の成果を台無しにするのを避けられるという。それに、性能が良いのでしっかり収穫してくれることも魅力的のようだ。
別の理由は「アフターサービスの良さ」だという。自動車など別の分野でも、中国メーカーはアフターサービスに難があるというのはよく言われることだ。この点、クボタはすぐに対応してくれるそうだ。他にも、使い方を懇切丁寧に教えてくれることや、部品が常に取り揃えてあることも便利だと伝えている。
「中国の農機メーカーの2倍もする」という、高額な日本の農機だが、価格に見合うだけの質とサービスが提供されているようだ。だからこそ、口コミで良さが伝わり信用を得てきたようだ。日本の農機はこれからも中国で大活躍することだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)