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民族衣装が身近にある日本と韓国、存在感が薄すぎる中国

2021-01-19 22:20

 日本では「着物」が、韓国では「チマチョゴリ」が民族衣装に該当するが、中国では何が民族衣装にあたるのだろうか。中国メディアの百家号は16日、「日本も韓国も民族衣装があるのに、中国では全く身近にない現状は残念だ」と論じる記事を掲載した。

 中国は56の民族からなる多民族国家であり、独自の民族衣装を持つ少数民族は多い。一方、中国には何千年もの歴史があるというのに、なぜ「中国を代表する民族衣装がない」のだろうか。記事は、中国で最も多くの人口を占める漢民族の民族衣装は「漢服」だが、現代において漢服を着る中国人は皆無だと指摘。着物とチマチョゴリと漢服の違いが分からない人さえいて「漢族にとって、民族衣装があると言えばあるし、無いと言えば無い」と、存在の薄さを残念がった。

 着物もチマチョゴリも、もとはといえば古代中国から影響を受けた後、それぞれに独自の発展を遂げ今の形になっている。発展するどころか、国民になじみすらない漢服とは大違いだ。

 記事は、日本や韓国は「民族衣装を残し、広めるのに成功してきた」と指摘し、日本では着物が冠婚葬祭を中心に今でも着用されているばかりか、海外にも広まっていると伝えている。海外でも着物の知名度は高く、日本に来たら着物を着てみたいという外国人は多い。

 そのため記事は、中国で最も人口が多い漢族の民族衣装である漢服を広めるためには、日本を見習うように勧めている。「まずは海外で認知度を高め、海外から逆輸入する」方法を提案した。外国へのあこがれのある中国らしい発想だが、まずは国民がその良さを理解しなければ、海外に広めるのは難しいのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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