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日本はなぜ「種子島」からロケットを打ち上げるのか=中国

2021-02-23 07:12

 宇宙技術は、その国の科学技術レベルを示す1つの指標と言えるだろう。日本は最近も「はやぶさ2号」が小惑星からのサンプルリターンに成功するという快挙を成し遂げており、宇宙技術の分野で存在感を見せた。中国メディアの百家号はこのほど、日本の宇宙開発を語るうえで欠かせない存在となっている種子島宇宙センターについて紹介する記事を掲載した。なぜ、種子島からロケットを打ち上げるのか、その理由を分析している。

 宇宙技術の発展と発射場とは切っても切れない関係にある。記事は、中国には内モンゴル自治区にある酒泉衛星発射センター、四川省にある西昌衛星発射センター、山西省にある太原衛星発射センター、海南省にある文昌衛星発射センターの4つの発射場があると紹介した。

 一方、日本の主なロケット発射場は種子島宇宙センターだ。記事は、種子島は日本の南部に位置する小さな島に過ぎないと紹介。ここに宇宙センターを作ったのは「緯度が低い」からだと分析した。緯度が低くて赤道に近い方が、地球の自転エネルギーを利用できるので発射に有利だからだと説明している。

 しかし、緯度から言えば沖縄諸島の方がさらに低い。なぜ沖縄諸島ではなく種子島にしたのだろうか。記事は、「国防安全上の問題」も関係しているからだと分析。宇宙技術は国家機密に属するハイテク技術であり、沖縄諸島はどの島も小さすぎて孤立しており、様々な国の船が通る航行ルートとなっているため、適切ではなかったと主張。この点、種子島はそれほど孤立した位置ではないので安全を確保でき、しかも比較的赤道に近いと解説している。

 記事では、種子島宇宙センターのことしか触れていないが、日本には他にも種子島の近くに「内之浦宇宙空間観測所」があり、イプシロンロケットなどが打ち上げられている。この2つの発射場は地理的条件、安全性、経済性などを考えると最適の位置にあると言え、これからも日本の宇宙開発において重要な役割を担っていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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