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日本の田舎を見て思う、真の意味での「日本超え」はまだまだ不可能=中国

2021-05-08 13:12

 コロナ禍で在宅勤務が奨励されるようになり、田舎暮らしに興味を持つ人が増えているという。中国でもコロナ禍の影響で2020年には出稼ぎ労働者が初めて減少したと報じられたが、かといって中国の農村暮らしはまだまだ「厳しい」ようだ。中国メディアの捜狐は4日、「中国の農村部が日本を超えるにはまだまだ時間がかかる」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国の経済規模は日本を超えたが「中国の農村部が日本の田舎を超えるのはまだはるか先の話だ」と伝え、「日本の田舎を見れば、中国が本当の意味で日本を超えるにはまだまだ道のりが長いことが分かるだろう」としている。国全体の経済規模が世界第2位にもかかわらず、一人当たりのGDPが中所得国レベルなのは、それだけ中国では農村部の平均収入が低いということであり、農村部の生活は楽ではないと言えるだろう。

 中国の農村部が遅れているのは、収入面だけではないようだ。記事は、日本の田舎が中国と違う点を2つ紹介している。その1つが、日本では田舎でも「一般住宅の質が都市部と差がない」ことだという。日本では田舎と都市部の住宅に「設備」や「建材」の点で大きな違いが生じることはない。電気や水道、インターネットや電話回線などの環境も整備されている。だが中国の場合は農村部では今も「土壁」に「藁葺き」といった簡素な住宅が「主流」だとし、こうした状況はまさに「都市部と農村部における格差を示している」と論じた。

 また、日本の田舎は「インフラ整備」が完備されていることを紹介した。日本では田舎でも生活インフラが完備され、公共交通機関もあって交通の便が良いので田舎暮らしの欠点が解消されていると指摘している。

 記事は、日本は「都市と田舎が全く分断されていない」と指摘しているが、これが中国との最大の違いではないだろうか。中国では都市と農村とでは戸籍が違い、戸籍が違うと受けられる行政サービスにも大きな違いがある。その格差は同じ国とは思えないほどだ。農村の環境を改善したい中国としては、日本は良い参考になりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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