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日本のがん生存率が世界トップクラスである理由=中国メディア

2021-05-10 15:12

 中国メディア・澎湃新聞は7日、日本のがん生存率が世界一である理由について解説する記事を掲載した。

 記事は、米国と日本が世界の2大がん治療先進国であると紹介。米国が得意とするのは薬物を用いたがん治療であるのに対し、日本は手術治療で強みを持っているとし、日本人の「匠の精神」が手術台の上で余すところなく発揮されるのだと伝えた。

 そして、国立がん研究センターが今年4月に発表したデータでは、日本のがん全体の5年生存率が平均68.4%に達したほか、同センターが2008年より全国240カ所の病院で治療を受けた23万8000人のがん患者を対象に実施した追跡調査の結果を踏まえた10年生存率も59.4%に上り、いずれも世界トップクラスのがん生存率であることが分かったとしている。

 その上で、日本のがん生存率が世界的に見て非常に高い理由として、毎年の健康診断制度のほか、40歳以上の国民に対するがん特別検診といった検診制度の充実を挙げた。がんのスクリーニング検査がしっかり行われていることで「早期発見、早期治療」の体制が確立されており、特に胃がんでは末期で見つかるケースが少なく、胃がん治癒率で世界を大きくリードする要因になっていると伝えた。

 また、質の高いがん治療が受けられることを2つめの理由として指摘。日本には重粒子線がん治療機関が世界で最も多い9カ所存在する一方で、日本のがん手術の成功率が高く、切除の精度も世界トップクラスであるがゆえに、大部分の患者が手術による切除を選択するとした。また、日本の各病院ではがん患者に対して長期的なフォローアップや定期連絡体制を取っており、再発率についても最大限のコントロールが行われているのだと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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